幼児は好奇心いっぱいの年齢です。色んなものを見せてあげて、豊かな経験や感情を育んであげることができます。水族館の水槽の中の珍しい魚もそうですが、海獣たちのダイナミックで賢い姿は普段なかなか接することができませんから、幼児には良い刺激になるでしょう。

ディスカバリーガイダンスも楽しめる

幼児になると年齢制限がないディスカバリーガイダンスも楽しむことができます。イルカやアシカと記念写真を撮ったりもできます。シャチやイルカ、アシカなどのパフォーマンスはもちろん楽しめる年齢になってきます。アシカのパフォーマンスは、どちらかというとストーリー的なところがあるので、お話がまだちょっと理解できないと分からない子供がでてくるかもしれませんね。

セイウチやトド、ラッコ、ペンギンなどのフィーディングタイムも楽しく興味深く見ることができると思います。「海の動物がご飯を食べる姿」というのは、テレビのドキュメンタリーではなく目の前で観るのとは全然違った感動を覚えることでしょう。

好奇心いっぱいだから気をつけたいこと

幼児は「知らない」からこそ怖いもの知らずであったりします。あまり慎重すぎても残念ですが、危険は予め予測しておいたほうが注意しやすいでしょう。幼児は思いがけない行動に出るからです。

まず、スロープに気をつけましょう。車椅子やベビーカーが楽に通ることができるスロープですが、歩き始めの幼児には下りが危ないのです。幼児は体のわりに頭が重いので転倒する可能性が高いですから、なるべく手をつないで通りましょう。

園内に入ると、海側には「ウミガメの浜」があります。向こうには鴨川の海が広がっていて、まるで海が続いているかのように見えますし、自然な様子が魅力的で癒しです。ところが、この癒し系のウミガメはそれほど大人しい生き物ではありません。子供は絵本などで亀に乗って竜宮城へ行く浦島太郎の話などを聞く機会があるかもしれませんが、ウミガメに触れるのは大変危険です。うっかりすると手を咬まれてしまうことも。痛いだけではすまされない場合があるので、このエリアはきちんと一緒にいて観ましょう。

他にも距離が意外に近い生き物がいます。シャチ・イルカ・アシカ・トドなども咬むことがあります。

ルーフガーデンキッズ広場

幼児にとって、全ての展示物が興味を引くとは限りません。また集中力もまだまだ浅い幼児は、どんなに楽しいエリアでも途中で飽きちゃうことも。そこで小休止になるのがルーフガーデンキッズ広場。お馴染みの100円乗り物やミニ電車などがあるので気軽に寄ってみましょう。

お弁当持込は？

レストランにキッズメニューもありますし、フードコートなどではキッズサイズを頼むこともできます。が、大人とまるっきり同じというわけにはいかない幼児年齢もあります。お弁当持込の場合は、レストラン以外のベンチなどで食べましょう。鴨川の美しい海を見ながらのお弁当も最高です。

幼児連れのお泊りなら

子供連れに優しい鴨川シーワールドですが、鴨川シーワールドホテルも子供に優しいホテルです。幼児連れのお泊りは結構親は大変ですが、色々な気遣いに嬉しくなるホテルです。全室オーシャンビューなので、部屋に入った時から子供は大喜びでしょう。細かいところで、子供用の浴衣や歯ブラシ、洗面台には踏み台があったりします。トイレには子供用の便座まで！お風呂にはベビーチェアもあります。

鴨川シーワールドホテルに泊まると、宿泊の日から翌日閉館までのパスポートがもらえます。疲れてしまって一旦お昼寝したい・・・なんていう時にとても役にたちます。