持ち物とスケジュールのポイント

幼児~キッズを伴ったお出かけは、大人と違って「我慢すれば何とか」というわけにはいきません。家族が楽しく過ごすためには、子供たちに負担を少なくして、笑顔を多くしてあげるという気配りが必要です。そこで、子供たちのためのオススメの持ち物や、子供に負担にならないスケジュールを考えていきましょう。

 

子供たちのためにオススメの持ち物

電車で移動する場合は、荷物をコンパクトにする必要があります。必要最低限にして、調達できる場所をチェックしておくと良いでしょう。鴨川シーワールドで服をぬらしてしまうことも予想されるので、簡単な着替えは用意しておきたいですね。キッズならば、小さなリュックなどを背負わせて、その中に着替えを入れておくとよいでしょう。大きめのポリ袋は濡れた衣服を入れたり、シャチのパフォーマンスなどでどうしても水が掛かっては困る部分を覆うのに役立ちます。バンダナは一枚あると便利です。前掛けや日よけ、風が強い時は首に巻いて風が当たらないようにもできます。

紙コップとプリンのスプーンのようなものもあると便利です。フードコートなどで購入したものを大人から取り分けたりもできますし、車で来園ならばお菓子を入れてドリンクホルダーに入れておくのも一手です。

夏期に泊りがけで来園の場合は保冷剤も便利です。熱中症対策になりますが、その日が終って宿に着いたら、次の日のために冷凍しておきましょう。車での場合はバスタオルも必須です。冷房で冷やしすぎ防止になったり、窓に挟んで日よけにするということもできます。夏期には日焼け止めも必須ですね。

ちなみに、雨が心配な場合は雨具を用意しましょう。鴨川シーワールドは屋内の大きな水族館がありますが、他を移動する場合には屋外で屋根はありません。横長な敷地なので、移動距離がある場合もあります。駐車場も繁忙期はいっぱいになり、入り口から遠くなると歩くので考慮しておきましょう。

 

子供に負担にならないスケジュール

幼児~キッズまでは広い園内の中かなり歩くので、それだけでも疲れます。そこで、大人と小中学生が見て回るよりは、負担にならないスケジュールが必要です。

まず鴨川シーワールドへ向かうのに、遠方だった場合には移動手段の中で寝ていることが望ましいです。着いたら鴨川シーワールドのシャチのオブジェがお出迎えしてくれた、というのが望ましい形です。

中心はイルカやシャチ、アシカやベルーガのパフォーマンスになると思いますが、これらは時間の配分を考えなくても順番に見られるようになっています。が、幼児~キッズは長時間じっとして観ているのは辛い場合があるので、ところどころ息抜きをしながら、どうしても観たいところにポイントを絞って、他は余力があったらと割り切ります。

暑い・寒いというのも小さい子供には大きな負担になります。海の目の前なので、夏は海の日差しそのものですし、冬は海風が強かったりします。夏は暑さ対策をし、冬は寒さ対策も必要です。どちらも、大人が「暑すぎる・寒い」と感じた時にはすぐに建物の中の水族館へ移動しましょう。そのため、朝シーワールドへ到着したら夏は朝のうちに外を見て周り、昼頃にはトロピカルアイランドの中あたりにいると快適です。